
今回、紹介するのは日本最大級をほこる『ウェスタンワールド』だ。『ウェスタンワールド』には数多くのアメリカ人が日頃の疲れを癒しに、カントリー音楽を背にビリヤードやダーツ、カントリーダンスを楽しんでいる。夕日が沈む町をイメージさせる店内、まるで丸ごとアメリカから持ち帰ってきた感じがする。

店内に入ると、一階の大フロアにカントリー音楽が鳴り響き本格的な内装にうっとりしてしまう。すぐ隣にはプールバーがありビリヤードやビールを飲んでいる。
ビールを飲んでハンバーガーを食べていると、曲の音量がしだいに大きくなり、男性が近くの女性を誘って、軽々とステップを刻み、それに合わせて女性もステップを刻む。

曲によっては全員動きを合わせて踊る姿はまさに圧巻だ。
しっとりと流れる曲が流れると、見つめ合い静に揺れている姿を見ると、まるでカントリーの世界にトリップした気分になる。
自然にあうステップを見て、「あの長い足は踊るためについているんだ」なぁ」と本気で考えてしまった(^^ゞ

カウボーイハットをかぶり情熱的にステップを刻む、中にはジーンズにTシャツのお客さんもいるが侮るなかれ!! ステップを刻むといっぺん、「様になる」とはこのことだ。

1階のプールバーではビリヤードが無料で楽しめダンスを踊る前に友達と楽しむ姿が見られる。
2階ではダーツ大会も開催されており、毎月のチャンピオンが争い、年間のチャンピオンを決定し全国大会に沖縄代表で出場する権利を獲得する。楽しみ方も本気だ!!

とっておきといえばダンスフロアの脇に日本で1台しかないラスベガスから取りよせたメカブル(ロデオマシーン)が設置されている。
今までのロデオマシーンは縦の動きしか出来なかったが、新型は横の動きも出来るようになっている、太もも程もある腕をした男性が乗っても20秒ほどで飛んでいってしまう。
乗りこなせば英雄になれるかもしれない。
女性の場合は速度を落としてくれるので、ぜひ1度は体験しよう。

お客さんの中には日本人も多く、本土から定期的に通う常連のお客さんやカントリーダンス同好会がツアーを組んで総勢100人で駆けつけることもあるのだとか。
家族で踊っている姿や、友達と踊っているのも見かけられる。
年配のお父さんを見ると「日本人もまだまだ行けるねぇ〜」と思ってしまうのは筆者だけでしょうか?
日頃味わえない雰囲気を楽しみながら食事をしたり、友達とステップを刻む姿を見ていると、『ウエスタンワールド』のような日頃味わえない場所は無くてはならない場所だと思った。
アメリカ人も日本人も混ざってまさに人間チャンプルー!!