沖縄の観光情報 【沖縄・旅行情報】



 
[ ゆんたくへ

沖縄旅行のガイドに!沖縄の観光情報・観光スポットをレポート

 
 

カテゴリから選ぶ

エリアから選ぶ




お薦めリンク





■国指定重要文化財「中村家住宅」

 昭和47年に国指定重要文化財に指定された、中村家住宅は戦前( 約280年前 )の沖縄住居建築の特徴を全て残している、現在では貴重な歴史遺産である。


中村家の歴史

拡大写真

 現在より500年前・・・中村家の祖である賀氏は、この地の城中城城主護佐丸と共に、この地に師匠として読谷より移ってきたと伝えられている。



 しかし、護佐丸が勝連城城主であった阿麻和利氏に滅ぼされてしまい、中村家の先祖も一家離散となってしまう。



 戦乱の世の悲哀を感じざるを得ないが、1720年頃この辺りの地頭として、再びその家運を盛り返したらしい。そして、現在の住居が建築されていくのである。

 

日本建築?

拡大写真

 鎌倉・室町時代の日本建築の流れを汲んでいると、現代の専門家は考えているようであるが、果たして如何なものか?



 どう見ても、独特の沖縄・琉球仕様だと感じてしまった。沖縄士族屋敷の形式に、農家の形式を取り入れた建築様式であるが、琉球石灰岩を用いた石垣で、屋敷全体を囲み、この地特有の・・・オレンジ色に近い赤い屋根、至るところに設置されたシーサーを見ると、日本の文化はあまり感じられない。

 

屋敷内

拡大写真

 屋敷内の部屋の数は全部で、11室+台所、各部屋とも六畳以上のものはないが、これは当時の農民にはそれ以上の部屋を持つ事を、禁じられていたからに他ならない。



 アシャギと呼ばれる二間続きの離れは、当時の役人が地方巡視に訪れた際、その宿泊所として利用していたらしい。

 

拡大写真

1番座と呼ばれる客間と、二番座と呼ばれる仏間の裏には、それぞれ寝室と、産室があり敷地を有効に活用した間取りとなっている。

 

拡大写真

台所は土間であり、居間( 本来は板間 )と繋がっている。煮炊きや、食物の保存が出来るよう様々な工夫が見受けられる。

 

拡大写真

居間の高さがかなり低くなっており、これは居間の屋根裏を物置として使用する為であったらしい。



この居間の奥に上座敷があり、居間と合わせると12畳の広さとなる。ここが中村家の人々の、憩いの間であった事は想像に難くない。

 

玄関・・・?

拡大写真

 ところで、この屋敷には玄関が無いのである。外門から屋敷に入ると、各部屋が廊下を挟んで全て開放されている。どこからでも、屋敷内に入れるのである。



 そう言えば、沖縄ではおばあちゃんやおじいちゃんが、ご近所の縁側で、お茶をしながら楽しそうに話し込んでいる風景をあちこちで見かける。とてものどかで、心が温まる場面であるが、その理由が分かったような気がする。



 ちなみに、外門の手前にある受付では、無料でお茶と黒糖を楽しませてくれる。



 人と人が共存すると言う事は、つまり助け合い、生活構造を互いに共有する・・・と言う事でもあるが、古来から沖縄の人々はそれを実践しているのであろう。



 もちろん、本土と呼ばれる日本本島にもその考え方に基づく歩みは、間違いなくあったはずである。



 中村家住宅で、忘れてはならない人の心に触れられたような気がした。

 
 

(ライター:琉球海賊団)  


Data
場所: 沖縄県中頭郡北中城村大城106
電話番号: 098-935-3500
URL: 国指定重要文化財「中村家住宅」のURL

周辺の情報を「沖縄旅行・沖縄観光MAP」で探す

この観光情報を見た人は、1752人




沖縄観光・沖縄旅行情報に戻る
会社概要お問い合わせ沖縄・求人情報沖縄レンタルバイク
ゆんたく沖縄ダイビング情報不動産情報検問情報パソコンサポート
*
Copyright ©1998-2017 ClickOkinawa All Right Reserved.
*