那覇のビジネス街・久茂地の交差点を西海岸へ向かっていくと、なにやら異国を思わせる白い壁が左手に見えてくる。その壁の向こうには、多分に中国の影響を受けている沖縄でも明らかに違和感を覚える中国様式の建物が見える。沖縄の有名な観光地か?と思わせる佇まいだが、この場所のことはほとんどの観光ガイドにも載っていない。
「福州園」
この見落とされがちな庭園は意外にも、沖縄と中国との歴史的関係を物語るシンボル的な存在である。
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■福州園
那覇のビジネス街・久茂地の交差点を西海岸へ向かっていくと、なにやら異国を思わせる白い壁が左手に見えてくる。その壁の向こうには、多分に中国の影響を受けている沖縄でも明らかに違和感を覚える中国様式の建物が見える。沖縄の有名な観光地か?と思わせる佇まいだが、この場所のことはほとんどの観光ガイドにも載っていない。 「福州園」 この見落とされがちな庭園は意外にも、沖縄と中国との歴史的関係を物語るシンボル的な存在である。 [PR]沖縄観光・沖縄旅行は「沖縄・レンタルバイク」で!
中国との交易のシンボル
歴史的な関係を物語る建造物と言っても、「福州園」自体が出来上がったのはごく最近のことである。平成4年、那覇市と中国の福州市の友好都市締結 10周年記念事業として建設された。その昔に福州人がこの沖縄の久米村に渡来したことを記念して、福州の代表的な風景と建築様式が那覇市久米に表現されたのもである。
冊封体制とは、中国の皇帝が近隣の諸国に官位を与えることで、琉球国王は官位を与えられることによって東アジアの国の王として認められた。この制度はいわゆる中国が世界の中心であるという中華思想が生んだ制度であるが、この制度により琉球は、他国の脅威を知らない日本の本土よりも早く国際社会に身を置いていた。 那覇の中心にある異国
「福州園」の中に入ると、そこに広がる世界はまさに中国。
正門を入ると左手に順路が続く。
順路に戻り進んでいくと、ひときわ目立つ二つの塔が建っている。
その後、ずっと進んでいくとこの庭園の一番の見物である人工の滝がある。 観光スポットでもあり、憩いの場所でもある。
「福州園」の観光客は外国人が多いようだ。
しかし、沖縄の歴史を物語る象徴的な場所としては充分観光に値する場所であろう。また、沖縄のその他の庭園と異なり、「福州園」は入場料が無料なので、もう少し地元の人がふらっと訪れる所であってもいいように思う。 メモ
開園時間:午前9時〜午後6時(入場は5時30まで)
入場料:無料 休園日:毎週水曜日(休日の場合は翌日) 駐車場あり (ライター:聴山)
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